壁に蜂の巣ができてしまったときの駆除方法は?対処法と注意点を紹介
家の壁に蜂の巣ができてしまうと、刺される危険性があるため、早急に対処が必要です。しかしやり方によっては、蜂に刺激を与えてしまったり、巣を取り除き切れなかったりします。そこで本記事では、壁にできた蜂の巣の具体的な対処方法と注意点について詳しく解説します。
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蜂の巣が作られやすい壁の場所
蜂の巣が作られやすい場所は、日陰になっている静かな場所です。屋根の軒下や外壁のひび割れ、通気口や換気扇の周辺などが挙げられます。窓枠やドアの隙間、屋根裏に続く通路など、人目につきにくい場所も巣を作られやすい場所です。
また木製の壁や劣化した外壁は、蜂が巣を固定しやすい構造になっているため、同様に注意が必要です。巣が作られやすい場所を事前に把握し、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、蜂の巣を予防できるでしょう。
壁に蜂の巣ができたときの対処法
壁に蜂の巣を発見したときは、蜂の巣の種類と大きさを確認し、対処法を検討しましょう。
蜂の巣の種類と大きさを確認する
まず、壁にできた蜂の巣の種類と大きさを確認することが重要です。スズメバチやミツバチなど、蜂の種類によって危険度が異なります。
蜂の種類 |
巣の特徴 |
注意点 |
---|---|---|
スズメバチ |
|
スズメバチは攻撃性が高く、刺される危険性が高い。アナフィラキシーショックを起こすこともあるため、充分な注意が必要。 |
アシナガバチ |
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巣の作り始めで、大きさが10㎝程度なら、自分で駆除が可能。ただし、事前準備を行い、日没後の時間帯に駆除するように注意する。 |
ミツバチ |
|
ミツバチは攻撃性が低いため、そのまま放っておいても構わない。しかし、ミツバチの蜜の匂いでほかの虫が寄ってきやすくなるため、駆除したほうが安心。 |
巣の確認は、蜂が活動していない日没後に行うのが安全です。防護服を着用し、遠くから慎重に巣の大きさと蜂の種類を観察しましょう。
自分で駆除する
小さな巣や危険性が低い蜂の場合、自分で駆除することも可能です。自分で駆除する場合は、蜂が活発的ではない日没後の時間帯を選び、防護服を着用しましょう。安全が確保できたら、スプレータイプの殺虫剤を使用し、巣に直接噴射します。その後、完全に蜂がいなくなったことを確認してから巣を取り除きます。再び蜂の巣が作られないように、巣のあった場所にスプレーを吹きかけ、周りを清掃しましょう。
業者に依頼して駆除してもらう
大きな巣やスズメバチの巣の場合、専門業者に依頼するのが最も確実な方法です。業者は知識と技術をもっているため、蜂を刺激せずに効率的に巣を取り除きます。また、業者に依頼することで、戻り蜂対策や再発防止策も講じてもらえるため、安心して過ごせるでしょう。
壁に蜂の巣ができたときの注意点
壁に蜂の巣ができたときは、自分で駆除できる場所か判断することが大切です。蜂の巣が壁の内部や手の届きにくい場所にある場合、自分で駆除するのは避けましょう。こうした場所では、蜂が隠れていることが多く、予期せぬ攻撃を受ける危険があります。また、巣を完全に除去できないと、蜂が再び巣を作るかもしれません。
そのため自分では難しいと判断した場合は、専門業者に依頼して確実に駆除を進めてもらいましょう。
壁に蜂の巣ができたときは安全に注意して駆除しましょう
壁に蜂の巣ができたときは、まずは巣の種類や大きさを確認しましょう。小さな巣や攻撃性の低い蜂の場合は、自分で対処することも可能ですが、事前準備をしっかりと行って作業を進めてください。自分で難しい場合は無理をせず、専門の業者に駆除を依頼することが大切です。
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