蜂の巣の駆除は自分でできる?駆除の手順や注意点を解説!
蜂の巣を見つけたとき、自分で駆除できるかどうか悩む方も多いでしょう。自分で駆除することは可能ですが、安全に行うためには、事前準備が欠かせません。そこで本記事では、蜂の巣を安全に駆除するための手順や注意点を詳しく解説します。自分で駆除する以外の方法についてもお伝えするので、蜂の巣をどうしたらいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むための時間:3分
蜂の巣を駆除する方法
蜂の巣を駆除する方法は主に次の3つです。
- 自分で駆除する
- 自治体に依頼して駆除してもらう
- 業者に依頼して駆除してもらう
自分で駆除する
自分で巣を取り除く場合、まずは防護服を着用し、殺虫剤や必要な道具を準備する必要があります。費用が安く、駆除するタイミングも自分で選べるところがメリットです。一方で、蜂に刺される危険性や巣を完全に駆除できないおそれがあります。また、巣の大きさや蜂の種類によっては、自分で駆除することは困難となるでしょう。
自治体に依頼して駆除してもらう
蜂の巣の駆除を自治体に依頼するのも一つの方法です。自治体によっては、無料または低料金で蜂の巣駆除サービスを提供しているところがあります。自治体のホームページなどで、実施の有無を確認してみましょう。
業者に依頼して駆除してもらう
最も安全で確実な方法は、専門業者に依頼することです。業者は専門的な知識と技術をもっているため、迅速かつ効果的に蜂の巣を取り除きます。費用はかかりますが、高所や危険な場所にある巣、大型の巣や攻撃性の高い蜂の巣の場合は特におすすめです。
駆除方法の判断ポイント
駆除方法を決めるときは、巣の大きさや場所、蜂の種類によって判断しましょう。
巣の大きさ
巣の大きさは駆除方法を決定する重要なポイントです。小さな巣なら自分で駆除可能ですが、大きな巣は蜂の数も多く、攻撃のリスクが高まります。大きな巣の場合は、専門業者に依頼する方が安全で効果的です。特に大型の巣は、駆除に時間がかかり、危険を伴うためプロに任せたほうがいいでしょう。
巣の場所
巣の場所も駆除方法を左右します。手の届きやすい場所なら自分で駆除可能ですが、高所や狭い場所、家の構造内部などに巣がある場合は、自分での駆除は困難です。このような場合は、安全を確保するために自治体や専門業者に依頼することが適切です。
蜂の種類
蜂の種類によって、駆除の難易度や危険性が異なります。攻撃性が高く、毒性の強いスズメバチは危険なので、大きさに関わらず、専門業者に依頼したほうがいいでしょう。アシナガバチやミツバチは、スズメバチよりも攻撃性は低いですが、毒性はあるため、注意してください。
自分で駆除する場合
自分で駆除する場合は、用意するものを確認し、適切な手順で進めてください。
用意するもの
防護服 |
長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を避ける。手袋や帽子、ゴーグルなどを着用すると安全性が高まる。白や明るい色を選び、黒い服は避ける。 |
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駆除スプレー |
蜂専用の物を使用する。噴射距離や威力も考慮して選ぶと良い。 |
長い棒やブラシ |
蜂の巣に届く長さの物を用意する。 |
照明器具 |
暗い時間帯に駆除する場合に、巣の位置を確認する。 |
袋や容器 |
落とした蜂の巣を入れるための袋や容器。破れないように厚手のものを用意する。 |
駆除の手順
駆除の手順は次の通りです。
- 安全確認をする
- 風向きを確認する
- 巣に近づき、駆除スプレーを噴射する
- スプレー後、蜂が動かなくなるのを確認する
- 長い棒やブラシで巣を落とす
- 巣を袋に入れて密閉する
- 巣を適切に廃棄する
- 巣のあった場所と周辺にスプレーをかける
蜂の巣を駆除する際の注意点
蜂の巣を駆除する際は、次の3つに注意してください。
- 事前準備を行う
- 駆除するタイミングを考える
- 自分で無理な場合は業者に依頼する
事前準備を行う
蜂の巣を駆除する前には、事前準備が欠かせません。防護服や手袋、ゴーグルなどの安全装備を整え、殺虫剤や駆除道具を準備します。また、周囲に人やペットがいないことを確認し、安全な作業エリアを確保することが重要です。事前に巣の大きさや場所、蜂の種類を確認し、適切な方法で駆除を行うための計画を立てましょう。逃げ道を確保し、緊急時の対応策も考えておくと安心です。
駆除するタイミングを考慮する
蜂の巣を駆除する際のタイミングも重要なポイントです。蜂の活動が少ない日没後を選び、安全に作業を進めましょう。日中は蜂の活動が活発で攻撃されるリスクが高まるため、避けるようにしてください。
自分で無理な場合は業者に依頼する
蜂の巣の駆除は、巣の大きさや場所、蜂の種類によっては自分で行うのが難しい場合があります。高所や狭い場所、大型の巣や攻撃性の高い蜂の場合は、無理をせず専門業者に依頼しましょう。怪我や事故のリスクも考え、必要に応じてプロに任せる判断も大切です。
安全を考慮して蜂の巣の駆除を進めましょう
蜂の巣の大きさや場所、種類によっては自分で駆除することが可能です。しかし、蜂の巣の駆除には危険が伴うため、自分で行えるかどうかの判断を慎重に行い、難しい場合は業者に依頼しましょう。