蜂の巣の駆除は雨の日にやった方がいい?理由と注意点について解説!
蜂の巣の駆除を行う際、晴れの日よりも雨の日が適しているのではないかと考える方もいるでしょう。結論からお伝えすると、雨の日の方が駆除しやすいといえます。本記事では、その理由について解説していきます。駆除する際の注意点についてもお伝えするので、蜂の巣の駆除を考えている方は参考にしてください。
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蜂の巣の駆除が雨の日がいい理由
蜂の巣を駆除する際、雨の日の方がいい理由は次の2つです。
- 蜂が巣の中に留まっているから
- 攻撃リスクが軽減するから
蜂が巣の中に留まっているから
雨の日は、羽が濡れて飛びにくくなることから、蜂は外で活動することが少なくなります。そのため、巣の中に留まっている蜂を一度に駆除することが可能です。
また、外で活動している蜂が少ないため、戻り蜂の危険性も低くなります。戻り蜂とは、外での活動を終え、巣があった場所に戻ってくる蜂のことです。戻ってきた蜂は、攻撃性が高いうえ、再び巣を作ろうとする習性があります。戻り蜂の発生を防ぐことで、安全かつ確実に巣を駆除できるでしょう。
攻撃リスクが軽減するから
雨の日は、蜂からの攻撃リスクが軽減されます。通常は、巣を駆除している最中に蜂に襲われるリスクがありますが、雨の日は蜂の動きが鈍くなるため、素早く移動できません。また、外に出ている蜂がいた場合、戻ってきた際に攻撃されることがありますが、雨の日はほとんどの蜂が巣の中にいるため、その心配も少ないでしょう。
蜂の巣を駆除する際の注意点
蜂の巣を駆除する際は、次の6つに注意してください。
- 服装に気を付ける
- 巣の周りを片付ける
- 時間帯に考慮する
- 殺虫剤を多めに用意する
- 予防対策を行う
- 自分で駆除できる巣かを確認する
服装に気を付ける
蜂の巣を駆除する際は、全身を覆う長袖・長ズボンの着用が必須です。手袋や帽子、ゴーグルを装備し、肌の露出を最小限に抑える必要があります。また、白や明るい色の服装を選ぶことで、蜂を刺激しにくくなります。さらに、蜂の攻撃性を抑えるために、香水や強い香りのある製品の使用は避けましょう。
巣の周りを片付ける
蜂の巣を駆除する前には、周囲を整理し安全な作業環境を整えることが重要です。周りに障害物があると、緊急時に速やかに逃げられないおそれがあります。草木やゴミなどを取り除き、駆除作業をスムーズに進められるようにしましょう。
時間帯に考慮する
蜂の巣の駆除は、蜂の活動が少ない日没後に行うのがおすすめです。この時間帯は蜂の活動が弱まるため、攻撃されるリスクが減少します。昼間の駆除は、蜂の活動が活発になるため避けるようにしましょう。
殺虫剤を多めに用意する
蜂の巣を駆除する際は、殺虫剤を十分に用意しておくことが大切です。雨の日は、殺虫剤の成分が雨で流れてしまうため、効果が薄まるおそれがあります。また、殺虫剤が途中で不足すると蜂の反撃を受けるかもしれません。使用する殺虫剤の種類や使用方法を事前に確認し、適切に準備することで、効率的かつ安全に駆除できるでしょう。
予防対策を行う
蜂の巣を駆除した後は、再び巣を作られることを防ぐための予防対策が必要です。巣があった場所はきれいに掃除しておき、殺虫剤を吹きかけたり、網などを設置したりしましょう。巣を駆除した後も、家周辺の点検や定期的な清掃は予防効果があります。
自分で駆除できる巣かを確認する
蜂の巣を駆除する際は、自分でできるかを確認することが大切です。巣の大きさや蜂の種類によっては、難しい場合があるため、次の条件に当てはまらない場合は、専門業者に依頼する方が安全です。
- アシナガバチかミツバチの巣
- 大きさが直径15㎝未満の巣
また蜂の巣が手の届かない場所や、見えにくい場所にある場合も、業者に依頼した方がいいでしょう。蜂の巣の駆除には危険が伴うため、無理をしないことが重要です。
蜂の巣は雨の方が駆除しやすい
雨の日は蜂の活動が鈍くなったり、蜂が巣の中に留まっていたりするため、駆除しやすくなります。しかし、スズメバチの巣や大きい巣の場合は、自分で駆除するのは危険です。安全に駆除できると確信できなければ、専門業者へ依頼しましょう。
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